2018.7月アナウンス検定の結果

7月21日土曜日、半年に一度の
アナウンス検定が行われ

今回は10名参加されました。
https://youtu.be/3QB0xSxewJA
 
お題による文章の作成と、

秒数調整や発声滑舌調整のための
読みの練習に1時間ほどの時間を掛け
 
そのあと、おひとりづつ
本番一発勝負の収録へと辿りました。
 
今回の一級のお題はこちらでした。
「改めて考えてみましょう。
時代と共に何かを得、何かを確実に失っています。
私達が注視すべき事は、何だと思いますか?
40秒ちょうどでわかり易く表現してください。
内容と言い方と秒数その全てが審査対象となります。」
 
プロ認定のお題はこちらでした。
「想像してみましょう。
あなたは、たくさんの人に影響を与える立場の人です。
あなた自身に、忠告したいことは何ですか?
50秒ちょうどでわかり易く表現してください。
内容と言い方と秒数その全てが審査対象となります。」
 
みなさん事前のレッスン通り
とても引き込まれる、説得力のある、そして共感のできる、
非常に素晴らしい文章を作成しておられました。
時事ネタを交えつつ、感動を覚えるほどの出来栄えでした。
 
そして発声滑舌練習もすませていたため
みなさんとても良い声と滑舌で、伝える表現力を
惜しみなく発揮しておられました。
 
その後は、改めておひとりおひとりの収録された
音声を聞きながら、収録後のレクチャーを入念に行い、
最後には、参加された方同士のフィードバックの時間を設け
お互いに感じたことを交換してもらいました。
 
みなさん、終始とても楽しそうで
フィードバックの時間もわいわいしてて、開催して良かったなと心から思いました。
あまりに楽しすぎて、それだけで満足なんです、という方もおられました。
そして恒例のお楽しみ抽選会を行い、2名当選となり、無料受講券を獲得しておられました。
 
今回も優秀な方ばかりだったので、検定の点数は、かなりの高得点が予想されます。
1週間後に点数と審査コメントが届くため、集計後、各人に通知されることとなっています。
 
これをきっかけに、その稀有な環境の経過から、気持ちの変化の成長へと遂げられる方が
毎年多くみられるため、今回もその一助になれば有り難いな、と心底期待しています。
 
気持ちの変化が、実力の変化と重なるのは、今やどんな分野でも、最も注目されるところ。
日々のレッスンでも、この良質な変化を観じてもらえるよう工夫して差し上げたい想いです。
 
 
さて、審査結果が出ました。審査員は局のディレクター陣5名。
プロになると現場でなかなかディレクターの本音が聞けないことから
審査員の方々には、厳しめに審査をお願いしています。
その中からおひとりの審査員の、今回点数が高かった合格者への
コメントの中から、3つをピックアップして公開します。
 
「内容も面白く 滑舌もスピードも聞きやすく 素晴らしいです
声の質が優しいのでもう少し輪郭を持たせるようにすると
もう少し奥行と善い意味の緊張感が出て もっと伝わるかもしれません
あとここはすごく余談ではありますが 内容の部分で 「本来の自分に戻り」
とありましたが 本来の自分とはどのような自分でしょうか・・・」
 
「リズム 滑舌 内容 すべてにおいて 素晴らしいと感じました
ただ 少し硬さを感じました それが威圧感に感じてしまうかもしれません
その硬さは 言葉選びによるかもしれません。言葉がもつ響き音色も研究されると
面白いことがわかるかもしれません」
 
「話し方等とても聞きやすく 素晴らしいと思いました
内容的にもいいのですが 少し感じましたのは「現代社会において私たちは~」
という部分ですが人間が誕生したところから助け合わねば生きていけないのが人間なので
はないかと思いました あと最後の 何かがうまれてくるでぼやかしていくより、
自分が思い描いている結末があったほうが伝わるように感じました 他人ごとに聞こえるものや
借り物の言葉や無責任なものは 表現としてはなにも伝わってこないとおもいます。」
 
 
そして、審査結果を受け取った受検者の感想の中から
届いた順で6名の感想をピックアップします。
 
E.Tさんより「電話レッスンでお世話になっております。結果のお知らせありがとうございました。
審査員の方々の講評も、ありがたく拝読致しました。

当日のレッスンでは、皆さんの気合いに、いい意味で、つられた、と思います。参加できて良かったです。
文章については、同じ医療職の友人にも理解しやすいことを心がけましたが、時間配分に甘さがありました。
発声、滑舌は、日頃、自覚している通りです。比較的声質に恵まれ、マイクのりがよいことに、
つい甘えてしまい、練習不足につながりがちです。

今後も、怠けによる能力低下や自己流にならないよう、1コマずつのレッスンをお願いいたします。
まずは、お礼まで。」

 

S.Mさんより「嵐も過ぎ、いつもの暑い夏に戻りました。久しぶりの大雨で、
植物も多少へし折られてしまいましたが、再び新芽をつけている様は、野生のたくましさをひしと感じております。
明るい空を見上げていたその時に、ご報告を頂きました。

検定では、普段お会い出来ない方達と、共に学ぶ事の新鮮さ、また、皆さん大変志の高い方ばかりで、
大変刺激を受けました。若い頃は、周りに振り回されて焦る自分がおりましたが、歳を重ね、
良い塩梅に落ち着いていた自分にも、驚いておりました。

検定結果は100%諦めておりました。頂いたコメント、正に全て終えた時に、自身の反省と全く同じでした。
文章は、難しい言葉を使い、上手くまとめあげようとした、すなわち自分の思い、言葉でなければ相手に伝わらない。
時間に重きを置いた為に、早口になる。最悪なのは、早口が内容と相反してしまっている。
自己反省と共に、今後の練習に生かして行ければと、思っております。

また、唯一自分を誉めたかった点もあり、トップバッターにも関わらず、集中して緊張しなかった事です。
年齢や、経験もそうさせるのかもしれませんが、「私は私だから」と言う自分の世界を展開出来た事は、私としては収穫です。
沢山の気付き、皆さんの熱量を肌で感じ、この度は大変良い機会を頂き、感謝の気持ちで一杯です。

8月、夏はこれから真っ盛りです。どうぞ、お身体ご自愛下さいますよう。
ご報告、有難うございました。これからも、精一杯レッスンに励んで参ります。」

 

U.Kさんより「ご連絡有難うございます。
前回の評価の中に「威圧感」があるというご指摘があったので そのへんを改善したいと思っていたのですが、
なかなか克服できませんでした。今回言葉の選び方がそれを増長させるのではというご指摘がありました。
今後の参考にさせていただきたいと思います。今後とも宜しくお願い致します。」

 

I.Fさんより「おはようございます。
41回検定試験の結果を、不合格との報せを受けまして感想をまとめてメールを差し上げます。

全てを強調し過ぎていたことや、強弱とリズムを今後考えるべきなど
取り組む課題が見えて、今回の検定を受けてみて大変刺激になりました。

最後の締めくくり「私は~と思う」の方が、良いなど具体的なコメントを頂けて
また、具体的に誰がどうしたという例がなかったことなど
自分自身が反省点と感じていたことにもつながっています。

今、自分がやるべきことが何かが分からなくなってしまいがちなので、
もう少し焦点をあてて、これからどういう風にレッスンに取り組むのが一番良い
のだろうかと思っていたところで年2回の検定は、良い刺激になります。有難うございます。」

 

K.Aさんより「おはようございます。
結果は、残念でしたが、問題点も見えてきたので、次回に向けて、諦めずに頑張ります。
よろしく、ご指導をお願いいたします。」

 

S.Jさんより「おはようございます。検定結果ありがとうございます。
感想がまとまらず返信が遅くなってしまいました。

合格とても嬉しく、これからも頑張ろうと励みになりました。
そして審査員の方々のコメントを拝見して、今から何をすべきかがより明確になったように思います。

文章については、検定直後に北島先生もおっしゃってくださいましたが、
よいお言葉を頂けたのが、自分では意外で、少し自信がつきました。

読み方については、自信がない、曖昧、気持ちが追い付いていないなどのコメントを多く頂いているように思いましす。
実際にメンタル面で、自作の文に自信が持てていなかったこと、緊張して不安な気持ちがあったことが、
隠れず現れてしまっていると思いました。録音の時、特に意識したことは、左手(気持ちは両腕)を使って、
細分化した一文字目にポイントをおくこと、おしりはあげないこと、好きな人と対話をすること、その人に声を届けることでした。

しかし、それらが、まだまだできていなくて、周りを意識して緊張したり、一文字目に力がこめられてなくて、
曖昧だったり、気持ちが追い付いていない読みになったのではないかと、思いました。

最近、受講回数も増えてきて、先生のおっしゃってることがはじめの頃よりは理解できるようになり、
自分のやるべきことが具体的にわかるようになってきました。
また、いつも北島先生が、よりよくなる方法を色んな角度から提案してくださるので、
この感覚は今、体でわかった!など発見があり楽しくなります。

感想というより自分のことで長くなってしまいすみません。いつもありがとうございます。
これからも、もっと成長できるよう頑張りますので、よろしくお願い致します。」

 

S.Mさんより「おはようございます。検定結果ありがとうございました。
今回初めて検定を受けてみて、当たり前なのですがまだまだ未熟だということを再認識致しました。

声が通る、というのは武器にもなりますがご指摘の通りサラサラと流れてしまうというという
自分でもどのようにしたら改善できるのか試行錯誤中です。
また、頭では「楽しんでやろう」と意識していたのですがやはり緊張と不安で気持ちが滑っていたように思います。

レッスンで先生からご指摘いただいているように「念を押すように」
言葉に信念、思いが伝わるように次の検定まで努力して行きたいと思います。

今回の原稿に関して、ここはいらなかった、もっと端的な表現があったと感じたので
無駄な言葉はカットしうまく伝わる表現を言葉に変えられるよう語彙を増やして行きたいです。
今後ともよろしくお願いいたします。」

 

2018夏の検定、みなさん本当によく頑張りましたね。
今回の検定と審査員コメントが、今までの練習や意識、収録当日を振り返る材料として
 また、今後の練習の方向性として、参考になればいいなと思います。

表彰状は8月上旬にお渡しできるよう準備しています。
次回の検定は半年後の2019年初春1月26日(土)。時間はPM4時スタートです。
またみなさんにとって、受検して良かったと言ってもらえる節目のステージとなるよう
しっかりと整えていきたいと思っています。